北区には、江戸の昔から人々に親しまれた名所・旧跡があり、多くの絵師によって描かれたようです。
王子の歴史にちょっと触れてみましょう・・・
東名所四十八景 飛鳥山
明治4年(1871)昇斎一景の作。江戸時代より花見の名所として親しまれてきました。飛鳥山名物のかわらけ投げ(※)に興じている姿が描かれています。
(※)かわらけ投げとは・・・
厄除けやどの願いを掛けて、高い場所から素焼きや日干しの土器の酒杯や皿を投げる遊び。京都市の神護寺が発症の地で以後日本各地の高台にある花見の名所などで酒席の座興として広まったとされています。
まだ古くからの観光地などでは今も行う事ができる場所もありますよね。
飛鳥山は今も花見の客は絶えません。